宅配クリーニング

汗抜きクリーニングの仕組みと必要性!利用する際の注意点も紹介

汗抜きクリーニング

お気に入りの洋服をきちんとクリーニング出しているにもかかわらず、わきの下が変色した、カビが生えたという経験がありませんか。

それは、衣類に汗の成分が残っていることが原因です。

見えない汗をそのまま気が付かずにクローゼットやタンスに収納すると、変色や臭いが発生し、衣類を傷めてしまいます。

そうならないためにも、クリーニングで汗をきちんと落としておくことが重要です。

そこで今回は、汗抜きクリーニングの仕組みと必要性、さらに利用する際の注意点を紹介します。

1.汗抜きクリーニングとは「水洗いで汚れを落とす」加工方法

汗抜きクリーニングとは、汗などの水溶性汚れを落とす加工方法です。

特殊な溶液を使って水洗いするため、ドライマークの衣類でも色落ちや型崩れすることなく、汗の汚れも落としてくれるクリーニング方法です。

さらに、汗汚れ以外にも食べ物や飲み物などの水溶性の汚れを落とすことができます。

1−1.ドライクリーニングだけでは汗による汚れや臭いは取れない

水洗いできない衣類はドライクリーニングを利用するしかありませんが、ドライクリーニングの性質上、汗による汚れや臭いは取り除くことがでません。

汚れには主に油溶性と水溶性の2種類があり、クリーニング方法によって落ちる汚れが異なります。

油溶性の汚れの一例水溶性の汚れの一例
・皮脂
・ファンデーション、口紅
・煙草のヤニ
・チョコレート
・ミートソース、カレー
・マヨネーズ
・汗
・血液
・食塩
・砂糖
・ジュース、コーヒー、スープ

一般的に、水洗いできない素材のコートやスーツなどはドライクリーニングになります。

しかし、油原料の有機溶剤を使うドライクリーニングでは、皮脂やファンデーションなどの油汚れは落とせても水溶性の汗汚れは落とせません。

そのため、汗による黄ばみや臭いを取りたいのであれば、ドライクリーニングではなく汗抜きクリーニングを行う必要があります。

汗抜きクリーニングでは、汗汚れ以外にも落としきれなかった血液やジュース、アルコールのこぼした後など、水溶性の汚れを落とすことができます。

1−2.汗抜きクリーニングの効果

汗抜きクリーニングには、以下の効果があります。

  • 汗による汚れ(黒ずみや黄ばみ)を除去する
  • 汗による臭いを除去する
  • カビや虫の発生を予防

汗抜きクリーニングは、汗による黒ずみや黄ばみなどといった汚れや臭いを除去する効果があります。

また、汗汚れや臭いを除去することでカビや虫食いなども予防が可能です。

汗抜きをせずにそのまま放置してしまうと、皮脂の酸化により黒ずみや黄ばみが発生します。さらに汗の成分を栄養とするカビや虫が発生してしまう恐れがあり、衣類を痛めてしまう原因にもなります。

そのため、衣類を長持ちさせるためにも定期的にクリーニングで汗抜きをすることをおすすめします。

2.汗抜きクリーニングの料金相場

汗抜きクリーニングの料金相場は、500円〜1,000円程度です。

多くの場合、通常クリーニングのオプションとしてつけることができます。

以下の表では、主要店舗型クリーニング店と宅配クリーニング6社の汗抜きクリーニングの料金をまとめています。

クリーニング店汗抜きクリーニング料金
ホワイト急便200円〜
※店舗によって異なる
ポニークリーニング100円
白洋舎300円~2,200円
※衣類によって異なります。
リネット900円(ディープクレンジング仕上げ)
リナビス500円
※不定期で無料クーポン配布
クリコム1,000円~

上記の料金は全て税抜き価格です。

汗抜きクリーニングは、一律料金としている場合と衣類によって料金が異なる場合があります。

そのため、汗抜きを利用する際は事前にクリーニング店のホームページなどで確認しておくのが良いでしょう。

3.汗抜き加工は主に2種類!状態によって使い分けるのがベスト

汗抜きクリーニングには大きく分けて「ウェットクリーニング」と「汗抜きドライグリーニング」の2種類があります。

それぞれの特徴は以下の通りです。

ウェットクリーニング汗抜きドライクリーニング
・水洗いのクリーニング
・洗浄力が高い
・水溶性の汚れに強い
・ドライ溶剤の中に水溶性の洗剤を入れて洗う
・衣類へのダメージが少ない
・水溶性と油溶性両方の汚れが落ちる

ウェットクリーニングは水洗いをするので、しっかりと汗汚れを落としたいという方におすすめです。

一方で、汗抜きドライクリーニングは水を使わないため、汚れや臭い予防をしたい、衣類のダメージが心配というときにおすすめのクリーニング方法です。

3−1.洗浄力が高い「ウェットクリーニング」

ウェットクリーニングは、水洗いができない生地に対しても極力負担をかけずに水を使って洗浄するクリーニング方法です。

衣類の色合いや型崩れがしないように補助剤を入れて、場合によっては手洗いで丁寧に洗濯します。

最後はプロの手でプレス機やアイロンで元の型に復元するので、型崩れやシワの心配もありません。

洗浄力が高いウェットクリーニングですが、メリットだけでなくデメリットもあるので確認してください。

メリットデメリット
・水溶性の汚れの洗浄力が高い
・黄ばみや臭いも安心
・型崩れやシワ等の心配もない
・手間がかかるので料金は高め
・油性汚れに対しては洗浄性が低い
・クリーニング屋さんの技術力が左右される

ウェットクリーニングは手間と技術力がいる作業なので、クリーニング店によっても仕上がりが異なります。

口コミなどを参考に、技術力が高いクリーニング店を選ぶことがポイントです。

3−2.衣類に優しい「汗抜きドライ」

汗抜きドライは、ドライクリーニングに水溶性の汚れを落とす専用の洗剤を入れて洗濯する方法です。

水を使わないので、衣類へのダメージも最小限になります。

メリットデメリット
・水溶性と油溶性両方の汚れが落ちる
・衣類へのダメージが少ない
・料金が安い
・水洗いよりも洗浄力は弱い

水溶性と油溶性、両方の汚れが落ちるので「ウェットクリーニング」よりも「汗抜きドライ」が良いと思うかもしれませんが、洗浄力は弱く水洗いの半分程度しか汚れは落ちないと思っておいてください。

手間もかからないので、早めにクリーニングを仕上げて欲しいという場合は汗抜きドライを使ってみるのも方法です。

4.クリーニングで汗抜き加工を利用するタイミングと頻度

クリーニングで汗抜き加工を利用する場合、ワンシーズンに一度のペースがおすすめです。

頻度が多いと、洋服の型崩れや色抜けの原因となることもあるため注意しましょう。

ただし夏は汗もかきやすいため、2週間に一度のペースで汗抜き加工をしておくと安心です。

4−1.汗抜きクリーニングした方が良い洋服の種類

汗抜きクリーニングをした方がよい洋服は以下の通りです。

  • Yシャツ
  • ブラウス
  • セーター
  • ワンピース
  • ジャケット
  • スーツ
  • コート

シャツの黄ばみの原因は、繊維に残った汗です。

黄ばみを予防するためにも、Yシャツやブラウス、ワンピースなどは定期的に汗抜きをおこなうようにしましょう。

スーツやニット、コードなどは直接肌に付ける衣類ではないため、一見すると汗抜き加工が必要ではないように思うかもしれません。

しかし、直接肌に触れていない衣類でも脇や首筋に汗が付着し、シミや臭いの原因になるためクリーニングで汗抜きをおこなうことをおすすめします。

汗抜き加工をすることで、大切な衣類を長持ちさせることができるのです。

4−2.頻繁に汗抜きすると生地が劣化するため注意

必要以上に汗抜きをすると、洋服の型崩れや色抜けなど生地の劣化原因になるため注意してください。

水洗いの回数が多いほど生地にダメージを与えてしまいます。

汗抜きドライでも特殊な洗剤を入れて洗うため、一般的なドライクリーニングよりは生地に負担がかかっています。

冬服であればシーズン終わり、夏服であれば2週間に1度汗の頻度を目安にクリーニングに出すようにしましょう。

5.汗抜き後も定期的に汗への対策をするのがおすすめ

汗抜きクリーニングは一度加工したから良いというわけではなく、定期的に汗対策をすることで衣類を長く愛用することができます。

ただし、汗抜き加工はクリーニング屋さんの技術力が左右されるため、安さだけで選ぶのではなく品質も確認しておくことが大切です。

臭いや黄ばみを発生させないためにも、きちんと衣類の汗対策をしておいてください。

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